もうかれこれ20年以上前の話ですが・・・
宝塚記念と言えば私が競馬をやり始め一番好きだったメジロライアンという馬が勝ったレースです。
単勝に全財産を賭け脳が痺れた想い出。
数少ない全力勝負で大勝した感慨深いレースです。結果、いずれ全財産を失うはめになるのですが。。。
乾坤一擲は、繰り返してしまうので結局はえらいこっちゃさんになってしまうと学びました。
勝ち続けるなんてありえませんからね。
G1レースは、いまだに心踊りますし参加したいという欲求がわいてきます。
主観的予想では勝てないと悟った以上、やるだけ無駄なのはわかっています。
最近は自制できるようになってきたので主観的な予想でも、遊びで賭ける場合もあるのですが、これは結局甘さでしかありませんね。
楽しみたいという欲求は心に隙をつくり、じわじわと自制心を崩壊させてしまう厄介な者と認識した上で完全に遊びと割り切らなければ、これまたいずれ、えらいこっちゃさんになってしまうでしょうね。
馬券術で、対象レース外であれば観戦して楽しむだけにしようと心得ています。
今回たまたま宝塚記念が馬券術の対象レースとなったのですが、軸馬はなんとキタサンブラックになってしまいました。
馬券術としては、前日予想が可能で、オッズを考慮していないのですが、期待値を他馬との比較によって反映していますので、基本的に一番人気馬が選ばれる事は滅多にありません。
イメージとして、前々で粘れるスタミナ豊富な馬が選択されるようなルールなのですが、今回のように明らかに一番人気というのがわかる場合は、見送るのが賢明だと思います。
私の主観的な予想でもキタサンブラックが勝つと思います。ただ、期待値があるかと言えばないと思うのです。
キタサンブラックが負けるとすれば、ハイペースに巻き込まれ、じっくり脚を溜めていた馬に一気にかわされるシーン位しか思い浮かびません。
スローペースになったらまず負けないと思います。
前々で、粘りこむイメージがありますが、500万下では、直線だけで一気に脚を使える瞬発力を披露しており、ただスタミナ豊富という訳ではありません。
キタサンブラックが絶対と思えるレース。
昔の私だったら、やってしまうと思うのです。給料全額やってるはず。。。
ちょうど給料日直後だしね。
だけどこんなレースこそ、とんでもない配当に少額で遊ぶべきなんでしょうね。
私はキタサンブラックが勝つと思うからこそ賭けには参戦しません。
観戦して楽しみたいと思います。
私も成長したもんだ。宝塚記念で賭けないなんて昔じゃ考えられないや。
注目しているのは、前走力を発揮しきれず負けていると感じるシャケトラ位ですね。他馬は勝負付けが済んでいると思います。
そういえば、YouTuberのヒカル氏が、1000万円位賭けるそうで話題となっているようですね。
お遊びの範疇なんでしょうね。。。。
継続必勝法を求めて20年のおっさんとは、次元が違いすぎて少々虚しくなりますが、嫌でも注目してしまいます。
凱旋門賞の前哨として・・・
「国内に敵なし!」という実況が聞こえてきそうです。
ただ、何が起こるのかわからないのが競馬。馬場も荒れそうですし、実は道悪超得意という馬が潜んでいるかも知れませんよ。