【理想の馬券術が完成したという皮肉】どうも、サンペリドンです。
今年も、もう終わりですね。
色々とありがとうございました。
有馬記念をリアルタイムで見なかったのは、競馬を始めて以来初めて
だった気がします。
そして、賭けなかったのもね・・・なんだかんだで、
有馬記念は、お祭り感覚で参加していました。そして楽しみにしていた。
自分はもう
「ギャンブルはやらない」とばかりに頑なに拒否するのは何か
違うような気もします。
単純にギャンブルってのは楽しいものですし、それでいいんです。
ただ、「勝たなければならない」になった途端に苦しくなるんです。
楽しめる範疇でギャンブル出来る人は、やってもいいんですよ。
私は全くもって無理ですよ。メンタル的にギャンブル向いていないんですね。
それを分かった上で、ギャンブルを楽しみたいという想いはありました。
それは、かないませんでしたけどね。
このブログは、【競馬必勝法を求めて20年】というコンセプトで、継続してきた
訳でして、(まあ、もはや継続しているとも言えませんが・・・)
まさか、自分がギャンブルをやめるなんて思ってもみなかったです。
そして、ネットビジネスをやっているのですから、人生はよくわからない。
ただ言えるのは、私は今、心が軽いし、幸せを感じているし自由な時間が増えたし、
子供たちと遊ぶことが嬉しいという事実。
でもね、だからって、ギャンブルにはまってる人に対して、
【ギャンブルをやめたら幸せになれる】って、声高々に言った所で、
聞く耳なんて持てっこないんですよね。
例えば、今の私が10年前の私を説得できるかと言えば、
全然自信はありませんよ。
【お前にギャンブルの何がわかるってんだ】って罵られて終わりでしょ(笑)
はっきり言ってギャンブルは、本気でやめようと思わない限りは絶対的にやめられないし、
意思だけでもやめられないし、勝てれば問題ないという視点でももちろんやめられません。
勝とうが負けようが自分にとって幸せはなく、意義もないという所まで、意識が向いて
やっとスタートラインです。しかもそれを自分の意志で行わなければならないのです。
さらに言えば、やめている状態が苦痛であってもいけません。メンタルとかセルフマネージメントだとか自制心がどうのこうというのでもないんですよね。
なかなか難しいでしょ。それでいて、ギャンブルやってる人を否定しない。
あくまでも、ギャンブルをしないという選択は自分で決めただけであって、他人に
押し付けるべきものでもないのです。
同様に、自分自身だってやめ続けるのが苦痛であるならやってもいいんですよ。
思考的にはね。もしやってしまっても責めないでいいんです。
【絶対にこうあるべき】という考えは苦痛を産みやすい。
私は、ギャンブルに興味がなくなってしまったと他人には言っていますが、
根はギャンブル好きなのだと知っています。
根っからの女好きだし、お酒好きだし、お金好きだし、ギャンブル好き・・・
そんな中で、幸せに生きていく選択をしたらいいのでは、あ〜りませんか。
自分を変えるなんて並大抵の事ではありませんし、根は変わらない。
それでも自分にとってどうしたら気持ちが良くて幸せになれるか位はわかっているはず。
2018年競馬は、ほぼ観戦していませんし、もちろん賭けちゃいませんでした。
そんな中で、私は20年余りの馬券術集大成として自分の理想的な形を確立しました。
別に、また競馬をやろうという話ではありません。皮肉な話かも知れません。
そして競馬をやめてより客観的な視点だからこその判断ができたという部分もあるのです。
じゃあ、なぜ、馬券術をさらに確立させたのか・・・完成とかどうでもいいんじゃないの?
【それはお問い合わせから始まった】このブログで、私は競馬をやめるとお伝えしました。
そんな中、3名様から、同内容のメールをいただきました。
それは、高期待値馬に関しての事で、
選定方法、いわゆるロジックを教えて欲しいというものです。
私は、有料予想であったり検証的な予想を提供してまいりましたが、
まともな回収率を出せなかったり、結果を残してもこの先の再現性に問題があると
判断し却下したもの、メンタル崩壊で継続できないもの・・・
とにかく失敗ばかりでした。
そんな中、2017年に「高期待値馬」と称し無料で提供していたものだけが、
対象数151レース単勝回収率119%複勝回収率100%という結果を残したのです。
元々は複勝で勝つ為のロジックとして構築したものであり、そういう意味では
失敗に終わったと言えます。
でも、私の本当の失敗は、このロジックを精査せず、次の段階に向かってしまった事。
それが、馬単1点買いという手法です。
1勝99敗でも勝ってやろうというコンセプト。
回収率を得るという発想で、この着眼点は決して間違ってはいないと私は今でも思います。
でも、的中率1%というレベルの確率を収束させようものなら1年では、到底足りないし、
さらに方法論だけを述べて有料予想を提供するのは、かなり無理がありました。
検証の段階で、馬単1点買いで800倍的中というのがあったのですが、逆を言えば、
800連敗だってありえるという・・・
実際このようなことを継続しようとして、メンタル崩壊してしまいました。
私がやるべきは、そんな事ではなかった。。。
高期待値馬のロジックを教えて欲しいという声・・・
私自身、もう競馬に対しての意欲も湧かないという事もあり、
ご丁寧にロジックに関しましては、お断り致しました。
そもそも、再現性があるかの確認はできていませんし、
途中で放り出したのですからね。
だけどね、たった一人のお方は、引き下がってくれません・・・
最後には金銭的な話となりました。
「ただで教えて欲しいとは言いません。ロジックを売って下さい。」
・・・めんどくせえ・・・
まあ、そこまで言ってくるんだから、こちらも少々強気で
「○○万円なら、お売りしてもいいですよ」
と、半分冗談で返したんですよ。
そしたらね、これが「買います!」って即答。
で、ここからが面白いのですが、今度は
条件をつけてきたんです。
それが・・・
「1年間、実践検証して回収率110%を超える事」
・・・はあ?・・・
おいおい(笑)ロジックを買いたいといいつつ、
保障して欲しいだとか、信用できないという矛盾。
でね、結局、こういう事になりました。
2019年、年間で回収率110%を超える事が
出来たら、高期待値馬のロジックを問答無用で購入する。
で、私はこんなお話に乗っても無駄だし、
恐らくこのお方は、私のロジックを購入する気もない。
なんなら私をまた、競馬の世界に引きずり込もうとしてるのかも知れない。
と疑心暗鬼になっている最中、ひとつの考えが私に浮かびました。
それは、ネットビジネスという視点です。
私は、ギャンブルをやる事による金銭と精神的なリスクを負わずに、ビジネスとして金銭を得るチャンスをビジネスモデルとしてギャンブルを見ればいい。
「ゴールドラッシュ」の話を知っていますか?
新しく金が発見された地へ、金脈を探し当てて一攫千金を狙う
採取者が殺到する事です。
主として1848年頃にカルフォルニアで起きたものを指すのが語源だそうです。
そしてゴールドラッシュのオチとしては、
「ゴールドラッシュで一番儲けたのは金山を掘り当てた人ではない。
バケツとスコップを売った人だ」って訳ですね。
まあ実際問題、これって簡単ではありませんよ。要するに視点の問題ですね。
ただ、バケツとスコップが欲しい人にバケツとスコップを売れば、
間違いなく儲かります。当然です。これはビジネスですからね。
でね、この理屈が通るなら儲かります。問題は、山に相応の金が眠っていて、
それを狙う多くの採掘者がおり、長期的に滞在するという計算が成り立つ事。
買い手がつく可能性があるものは、そこに競合が発生します。
ですので、ゴールドラッシュにおいて、バケツやスコップを売るというのは、
ズルいと感じるかも知れませんがそんな事はないのです。
実は簡単なビジネスではなく、信用と取り引きにおいて難しい。
競馬をゴールドラッシュに例えるのであれば、回収率という金があり、それを追う参加者のニーズにあった、バケツやスコップを売れば儲かる。
それを提供するのが、サンペリドンという訳ですね。
いやねえ、ギャンブルをビジネスモデルにして、やはり問題となるのは、
胡散臭さでしょうね。
それを、払拭し、私はギャンブルを、これっぽっちも魅力的だとは思わないし、やるつもりもないし、楽に勝てるとは言いませんが、自分なりの馬券術を構築し年間収支がプラスになったのを証明だけして、ロジックが知りたいなら売りますよ・・・
というスタイルでいこうと思っています。
中途半端に、あなたも勝てるようになりますよなんて言うより、堂々とビジネスとしてお金が欲しいから、こんなブログをやっている・・・それでいんです。私はね。
私は、もうギャンブルはやっていない。だけど、勝ち方は勉強してきたから、参考にはなると思うよ。
こういう感じでこれからは、進めて行こうかなって感じです。
高期待値馬に価値を感じていただいた人がいた。
そして、それは客観的に見て簡単ではない。
ギャンブルは、勝ち方を知っているから勝てるってもんでもないんだよね。
まあ、いいや、とにかく自分の中で理想の馬券術は完全に完成した。
何回も失敗してきた。
そしてギャンブルはもうしないと誓った。
だからこその、精査であり、だからこその勝ち方が見えた。
私にとっては20年余りかかって掴んだ競馬必勝法の答えなのです。
ギャンブルをやめたからこそ、見えた答えという深さ。
そして、これで充分だ。