・過去の数々の失敗。レースの度に熱くなり負けと共に賭け金も大きくなる。
・自信のあるレースに有金を注ぎ込む。
・生活を脅かすような賭けを繰り返す。
・一発で勝負をつけようとする。
こんな感じでした。自分でも何故こんな賭けをしてしまうのか・・・
何度も失敗したはずなのに、一度に日常的にはありえない大金を手にした、あの感覚が忘れられなくなりました。
心臓がバクバクするあの感覚・・・そして勝利した時の高揚感、そこに冷静な感情はなく、ただただもっと、もっと求めるだけ。
これがギャンブルという麻薬です。
ここから抜け出すのに、ずいぶんと時間がかかってしまいまた。
現在の私がやっている競馬は、ギャンブルというよりは投資に近い感覚です。
しっかりと資金マネジメントできていますし、レース単位でレートの変更はしませんし、黙々とルールを守るだけです。
そしてG1でも、対象レース外であれば、見るレースと割りきって楽しめるようになっています。
年間を通して収支がプラスになるかは分かりませんが、今までのような、致命的な結果にはならないでしょう。
複利で資金を増やし安定した部分で長期的に競馬を続けた上で楽しみたいと思うのです。この為、少額からのチャレンジとなるので金銭的なリスクを抑えられるのです。少額から資金を増やしていくのは簡単ではありませんが、ギャンブルとしての醍醐味でもあります。
ギャンブル欲を満たせる上に資金を管理できているという優越感、そして馬券術の行く末を見守る楽しみ、うきうき、わくわく感、この境地に辿り着けたのは私にとって競馬と向き合って共存していく為のひとつのゴールなのです。
このスタイルを崩す事なく競馬をずっと継続できる喜びはメンタルの安定にも繋がっているのです。
勝ち組になることが、最終的なゴールであるのは間違いありませんが、ギャンブルは競馬一本でやっていこうという目標を現在達成できているので、満足しています。
さて、今度こそ馬券術は辿り着けているのでしょうか?
今度こそ、貫き通せるか・・・
まずは、そこですね。早くその先が見たい・・・焦らず、のんびり構えなければいけませんね。
週末が待ち遠しい、今日この頃のサンペリドンです。(笑)